セブの小学校に2年通いましたが、昨年度はさまざまな事由により登校できない日が多くありました。地震、台風、ASEAN、エネルギー非常事態宣言。
慎重なセブ市長に変わったことも大きな要因のようで、隣の市は通常通り学校に行けているのに、セブ市はオンライン授業なんてことも。
中東情勢に不安も残り、新年度は日本の学校をメインに生活することに決めました。
前の一時帰国とは変わった子どもの英語に対する姿勢
幼少から、映画やアニメ、タブレット(YouTubeやRoblox等)は、基本的に英語のもの限定。セブの友だちと時々テレビ電話で話すぐらいで、英語力キープできないかな?できないよね?と自問自答を繰り返し、最初の数カ月はバタバタと過ごしました。
3歳のときの帰国と大きく違ったのは、小学生になった子どもが、自身の英語力のポテンシャルに気づいたこと。わたしが娯楽に英語のコンテンツを勧める理由を理解し、英語を忘れたくないと本人も試行錯誤しているようです。
帰国から3ヶ月ほど経ち日本の生活が整ってきたので、以前の英語力保持に役立った教会の英会話にそろそろ連絡しようかと思っていた矢先、刺客が現れました。
英語学童が移転して、雰囲気が一変していた
コロナ禍に体験に行った英語で過ごす学童が、地域で一番意識の高い小学校(中学受験する子が多く、評判を聞いてわざわざ引っ越す家族も多数)の側に移転しました。移転記念の無料体験のチラシを見た子どもが「行きたい」と言うので「英語を久しぶりに使える機会だし」と軽い気持ちで申し込みました。
場所がらか、帰国子女の子どもが増え、雰囲気が一変。以前体験したときとは別物でした。勉強の時間はレベル別に分かれていたため、帰国子女やインター幼稚園を卒園した子、現役でインターに通う子ばかりのクラスに参加させてもらいました。
そこで、うちの子どもよりも3ヶ月早くアメリカから帰国した子と、しっかり英語で盛り上がったというではないですか。セブを離れて数ヶ月、英語力が衰えてきたと悲しんでいた子どもが、体験を終えて「ここ行きたい」と自信を取り戻したような顔で戻ってきたではありませんか。
週2回のコースで、セブの私立小学校より高額
でも、お高いんでしょ?
5〜6年前に体験したときから、高いのは知っていました。子どもと全力で遊んでくださる、テンションの高い(ディスではない)、優秀な講師の方を日本で確保しているのですから、そりゃ安くはありません。
週2回でも、なかなかのお値段です。でも、週5で通ったセブの私立校の学費より高いのです。もう少し出したら、隣町にあるインド系インターナショナルスクールに行ける金額で、血迷って「じゃあ、インター?」と、一瞬なったほど。
そこまで課金するべきなのか。今、課金を始めたら、それを維持するために、ずっと課金が止められなくなるのではないか。なんかそういう心理学用語あったような?
「せっかく身についた英語力を失いたくない」という強い恐怖が、高額な出費をしてでも現状を維持させようとするのは「損失回避バイアス(プロスペクト理論)」。
一度手に入れた子どもの英語力に高い価値を感じ、手放したくないと思う心理を「保有効果(エフェクト)」と、心理学と経済学を融合した学問「行動経済学」では呼ぶそう。
それな。いっそのこと、最初から何も持たなければ楽だったのか——なんて思っても、もう遅い。執着(南無〜)。
